「見切り発車」修行場。二次創作、オリジナルに関わらずジャンル混合短文置き場。 版権元とは一切関係ありません。
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発売前妄想PSフェスその2・メティス。
決して真実ではありません。そう、妄想なのです。
決して真実ではありません。そう、妄想なのです。
過去の因果によって導き出される未来はひとつではない。
同じ過去を辿ってきたとしても、その現在の一瞬で未来の道は分かたれる。
そのまま別の道を行くか、それともそのズレを抱えたまま平行線上に道が続くかはそのとき次第。
ほんの少しの未来からやってきたメティスは、それを充分に理解していた。
彼女が生み出された未来はこの現在とほとんど同じ過去を辿り、しかし現在は今この時とは違う道を進んでいて、未来はきっと別の道になる。
そうするためにメティスはやってきたのだから。
道を戻り、分岐の元へ。そこは世界が終わるはずだった日。
そして、ひとつの世界が終わりを告げた日。
対シャドウ制圧兵器の『新たなる』ラストナンバー・メティス、彼女自身の存在を否定するため。
姉たるアイギスをラストナンバーのままにするために。
アイギスを姉としないために。
自身の世界の否定のために、道を辿り、分岐をなくす。
それは自身の消滅を意味しようとも、それがあるべき道なのだから。
だから、メティスはこの時間に立ち、全てを導く。
――それでも、私は。
一度でいいから、
アイギス、あなたを姉と呼んでいいですか・・・?
―――――
メティスが「ありがとう姉さん」とか言ってる画像を見て思いついたもの。
とりあえず書きなぐっただけ。
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